研修や本で新しい知識やスキルを学んだとき、それを実際に行動に移していますか？私の体感では、研修を受けた100人のうち、実行に移す人はわずか1人、やらない人は1000人くらいの感覚です。それほど実行できる人は少ないのです。しかし、学んだことを実践することが、満足いっていない現状から脱却し、成功へと向かう最短ルートです。やるかやらないかの違い
私が駆け出しの頃、成果を出すために、学んだことをとにかく実行し続けました。その結果、研修の中で最下位だった私が、最終的には一番の成績を収めることができました。振り返ると、それは誰よりも「バカ真面目に」取り組んだからだと思います。
一方で、周りを見渡すと、自分の型にこだわり、学んだことを実行に移せない人や、研修に消極的な姿勢で参加し、結局時間を無駄にしている人がいました。そこで学んだのは、「やるかやらないか」で成果に大きな違いが生まれる、ということです。
フィードバックする側になって感じること
現在の立場では、フィードバックやアドバイスをする機会が増えました。その中で気づいたのは、成長が早い人と伸び悩む人の違いも「やるかやらないか」に集約されるということです。やれない理由には、忙しさや、アドバイスを受け入れて満足してしまうこともあります。
ここで強調したいのは、全てのアドバイスを実行する必要はないということです。しかし、納得できるアドバイスがあるなら、それは迅速に実行すべきです。
行動することの重要性
- 学びを実行に移す
どんなに優れた知識やスキルでも、実行しなければ意味がありません。学んだことをすぐに行動に移すことが成長の鍵です。成長の早い人ほど、スピード感を持って即行動しています。とりあえずやってみる。 - バカ真面目に取り組む
新しく学んだものは、当初自分にとって異質に感じることが多いです。しかし、学んだことと過去の経験を中途半端に混ぜてしまうと、効果が薄れてしまいます。自分に納得していないなら、自分の考えを脇に置き、まずは学んだことをそのまま試し続けることが重要です。最初は「バカ真面目」に取り組むことが成功への近道です。 - 学びを忘れない
授業の内容をすべて覚えていますか？多くの人は忘れてしまうでしょう。しかし、歩き方は忘れませんよね？これは、実行を通して自然に身についたからです。学んだことも、実行を通じて定着し、スキルとして磨かれていきます。ただ学んだだけでは、やがて忘れてしまいます。
まとめ
営業で成功するためには、「やるかやらないか」が結果に大きな差を生みます。むしろそこでしか差が出ないと思います。学んだことを実行に移し、バカ真面目に取り組むことで、成功への道が開けます。すべてのアドバイスを実行する必要はありませんが、信頼できる人からのアドバイスは積極的に取り入れましょう。仮に自分の価値観と違う部分があっても取り組んで見ることで新たな発見があったり引き出しが見つかるものです。徹底的に学んだことを行動に移すことで、自分の成長を実感できるはずです。
コメント