「不安との向き合い方」

営業指針

皆さんは営業の成績について不安を感じることはありますか?私は常に不安と向き合っています。入社当時は、「今月は一台販売できるかな?」という不安があり、それが当たり前になれば「今月は2台、3台販売できるかな?」と目標が増えていきました。今では「一番をキープできているのか?」という不安が常に隣にあります。不安のレベルは変わりますが、その存在が消えることはないように感じます。

不安と危機感の違い

ある日、異業種で好成績を出している人と話をする機会がありました。その人も常に「危機感」を抱えていると言っていましたが、その捉え方が「不安」ではなく「危機感」だったのです。「危機感があるから頑張れる」と彼は言いました。

この話を聞いて、自分の状況を振り返ってみました。確かに私も100%の不安ではなく、不安と危機感が混ざったものを感じていました。それがあるからこそ、よりストイックになり、結果を出すために努力を続けられるのです。

不安を原動力に変える

不安は悪いものではありません。不安があるからこそ、危機感が生まれ、より高みを目指す原動力となります。不安を感じることは、より努力するためのガソリンなのです。

1. 不安を受け入れる

   不安を感じたら、それを否定するのではなく、まず受け入れましょう。不安があるということは、現在の状態ではなく、今より改善したいという意識がある。上昇思考の状態だからこそ起きてしまう。とポジティブに捉えて欲しい。なので不安を感じることは自然なことです。

2. 不安と危機感を分ける

   不安を感じる理由を明確にし、それを「不安」と「危機感」に分ける。不安に対しては、「結果ベース」のことが多く、危機感は「行動ベース」の場合が多いと思います。「結果ベース」に関しては自分だけでコントロールできません。自分が潰れないように最低限の逃げを心の中に作り、付き合っていく。「行動ベース」に関しては危機感があるからこそ、より行動を起こし、目標達成に向けて努力できるガソリンにしてください。夢中で仕事に没頭できるきっかけを作ってくれます。夢中でやっていると不安も感じにくくなるので、活動量の最大化、メンタルのバランスも保ってくれるよう促してくれます。

まとめ

営業の世界で成功するためには、不安と上手く向き合うことが必要です。不安は悪いものではなく、より頑張るためのガソリンです。不安を受け入れ、それを危機感として捉え直すことで、さらに高みを目指すことができます。営業の成功には、不安との向き合い方が重要であり、その不安を原動力に変えて、日々の努力を続けましょう。

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