きつい時の逃げ道

営業人生には、たくさん売れる時もあれば、全く売れない時もあります。いい時にはポジティブでいられても、売れない時にはネガティブになることもあるでしょう。常にポジティブでいることは難しいものです。そして、それは私だけでなく、多くの人が同じように感じていることだと思います。

目標に対して瞬発的に成功を収めるよりも、長く走った後、目標に到達したケースの方が多いと思います。ただ、なかなかその長い道のりを走りきることは簡単ではありません。

そんな時に考えてみたいのが「逃げ」です。昔、「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマがありましたね。あのタイトルは、確かに一理あるように思います。

人生において、仕事が全てではありません。時には「所詮、仕事」と割り切って、マイナスの感情を0に戻すことも大切です。0に戻ったときに、もう一度気を引き締め、プラスに変換するための準備をしましょう。マイナスがいきなりプラスになることはないかもしれませんが、小さな一歩から始めることが、大きな変化をもたらすのです。

営業においても、逃げることは恥ではありません。むしろ、自分を守り、次のステップへの準備をするための重要なプロセスです。無理をせず、時には一歩引いて、長く走ること冷静に次の一手を考えることも成功への道のりなのです。